貸していたCDが帰ってきたので、久しぶりにグリンカ=バラキレフの「ひばり」をキーシンの演奏で聴きました。
細かいアルペジオはピアノというより、まるでハープの響きを思わせ、高音の半音階は本物の鳥ののさえずりのよう...。
キーシンのテクニック、改めて人間離れしている!と思いました。
曇りのない冴えた音色が今日は心に響くようです。
感情のこもった、温もりの感じられる演奏が大好きで、音楽を聴きながら感傷に浸ることもありますが、キーシンの演奏は、どちらかというと温もりというより冴え渡る音色。
淡々と旋律の美しさだけが響いてくると、我を忘れてしまうのですね。
少し冷たく感じるくらいの冷静さで、紡ぎ出される音楽ならではの味わい深さを初めて知ったような気がしました。

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■ザ・ベスト・オブ・エフゲニー・キーシン
THE ESSENTIAL EVGENY KISSIN
- 音源情報:(DDD) [1](8)(10)(ライヴ収録)/88.~2004.
- 発売日:20080723 BVCC-38494 CD 国内盤 2枚組