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趣味はピアノを弾く事です。クラシック音楽は開拓中♪
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くるみ割り人形  [2008年11月24日(月) ]
来月、クリスマスパーティーをピアノ仲間で行うのですが、チャイコフスキー・組曲「くるみ割り人形」を連弾メドレーすることになりました木

「くるみ割り人形」には、トレパークや行進曲など色々となじみ深い曲はありますね。クリスマスを一層楽しませてくれるようなワクワクする音楽が詰まっています音符
私の演奏担当は中でも有名な曲のひとつ「花のワルツ」。
実はあまり作品のあらすじとか、細かいことは知らず・・・いつものごとくネットで検索調査しました。

それにしても、くるみ割り人形って・・・本当にくるみを割るための人形だったのですね・・・!!
(最初はくるみを割って作った人形かと思っていた)
発祥はドイツ東部のザクセン州ザイフェン(Seiffen)村。ザクセン州はチェコやポーランドと接する州です。チェコとの国境付近では木材芸術も有名なよう。

そういえば、この時期になると、デパートなどに木製の人形がたくさん登場しているような気がします。
今度くるみ割り人形があるか、探してみようっと。

クリスチャン・ツィメルマン講演会  [2008年11月09日(日) ]
幸運にも、週末、ツィメルマンの講演会を聞きにいく機会に恵まれましたキラキラ

テーマは、「ルトスワフスキのピアノ協奏曲」について。
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994)は、20世紀ポーランドを代表する作曲家で、代表曲の1つ「ピアノ協奏曲」は、同じくポーランドを代表するピアニスト・ツィメルマンのために作曲されました。
ツィメルマンはご存知の方も多いと思いますが、75年ショパンコンクールで優勝した世界的なピアニストです。
(ちなみに、画像は、今月開催されるツィメルマンのリサイタルのチラシです。)

2時間余りの講演があっという間に感じられるほど楽しかったです笑い
途中で参加者全体がオーケストラやソリスト役となってリズムを口ずさみ、音楽の「偶然性」について体験したり、ツィメルマン自身がピアノを弾いて音楽を解説してくれたり(めちゃ感激!!)。
豪華で濃密な夜でした!
講演では様々な奥深い話を聞くことができ、とても私が日記にまとめられるような力量はないのですが汗、中でも印象に残ったことを記しておきたいと思います。

■ツィメルマンの講演より
音楽とは、作曲家に沸き起こった感情から誕生する。
現代音楽であれ、古典派の音楽であれ、そのことはいつの時代も変わらない。
だから、ルトスワフスキの音楽も、「現代音楽」というジャンルではとらえていない。
私自身、作曲家が曲を書くに至った動機を大切に考えている。

音楽は、ある時間の中で感情がどう動いているか、ということがとても大事である。
演奏家と聴衆という距離のあった関係が現在、私たちは技術の進歩により、細部に至るまで聴くことができ、それは正確さにこだわる傾向ももたらした。
だが、その事は音楽にとって本当に大事なことを見失ってしまいかねない。

私は、演奏には"フィジカルな喜び"があると考えている。
元々、音楽家は常に(演奏している姿が)目に見える存在だった。
演奏家がどう楽器に向き合っているか、ということが大切なのだ。
ここでいう、フィジカルとは、単にダイナミックな、オーバーアクションのある演奏のことではない。
音楽を伝えようとする姿から"信憑性"が生まれ、その思いが聴衆に届くところが"フィジカル"ということである。
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菩提樹(Lindenbaum)  [2008年10月05日(日) ]
リンデンバウム。

シューベルトの有名な歌曲「冬の旅」第5曲は「Der Lindenbaum」(リンデンバウム、リンデンの樹)です。
日本語では「菩提樹」と訳されることが多く、この名で親しまれています。

ご存知の方も多いですが、この菩提樹は、釈迦が悟りを開いたことで有名な「インドボダイジュ」とは異なる植物です。
西洋菩提樹とも呼ばれる、このリンデンは、シナノキ科の高木で、ハーブティーとしても使われます。

私はリンデンのハーブティーが大好きです。
包み込むような優しい香りは、涼しくなってくると飲みたくなります。
音楽にたとえるなら、シューベルトの即興曲Op.90-3(D.899-3)のように癒される香り。
木部が使われることもありますが、リンデンは主に花と苞葉(ほうよう・葉が変形した器官)がハーブティーとして売られています。
美味しい茶葉はなかなか見つからないのですが・・・
利尿作用が高いので、血圧が高い人にはファーストチョイスらしい?

もとの植物はこんなお花。花の右横に葉のような黄緑色の苞葉が見えます。


この写真はこちらからお借りしました。
青木繁伸様WEBサイト
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden.html


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ベルガマスク組曲から・・  [2008年09月29日(月) ]
友達と、ドビュッシーのベルガマスク組曲の「パスピエ」が話題となった時、二人ともどんな曲か即座に思いだせずにいました。

の、喉元まで出かかっているのに、どんな曲か歌えない〜〜困った

というもどかしさは何とも言えぬ苦しさでしたが、家に帰ってから確かめ、ようやくスッキリしました。

パスピエについて、少しネット検索している時に初めて知ったことがありました。
それは、ドビュッシーがこのベルガマスク組曲を作曲したきっかけが、イタリアのベルガモ地方を訪れ、その地方の舞曲「ベルガマスカ」に影響を受けたこと、という説があること。
(ほかに、ヴェルレーヌの詩集に出てくる「18世紀の宮廷的(ベルガマスク)な」に由来していると言う説もあるそうですが)

ベルガモ地方といえば・・・
オレンジの一種「ベルガモット」が最初に栽培された場所みかん
このベルガモットオレンジからは、普通のオレンジより温かみ、深みのある精油が取れ、また香り紅茶のアールグレイの香り付けにも使われます。

ウィキペディアで検索してみると、こんな解説が見つかります。

ちなみにベルガモ地方については、こちらのページがありました。
やはり、ドビュッシーについても触れられていますね。
むむ!ドニゼッティさんはベルガモ地方の出身でしたか。

ひとつの音楽から、自分の知っているものにつながったり、新たな発見があったり。
どれも取り留めないことだけど、こんなふうに知識の輪を広げてくれるところもまた音楽の魅力のひとつです

北欧のサンタルチア  [2008年09月22日(月) ]
「サンタ ルチア」

といえば、私は高校の音楽の授業で歌った記憶があります。
かつてソルフェージュの指導を受けたとは思えないほど音痴な私には難易度の高い曲でした・・・悲しい

さて、なぜ、サンタルチアについて書こうかと思ったかと言うと、今日仕事で調べ物をしていた時に、たまたま「サンタ ルチア」にたどり着いたからなのです。

そもそも「サンタ ルチア」とは??
知っている人にはつまらない話かもしれませんが・・・
(間違いや補足があったらぜひご一報ください!!)

ナポリ民謡にも歌われているサンタルチア。
サンタルチア港は、香港やリオデジャネイロと共に世界でも美しい港として知られていますが、キリスト聖人・サンタルチアからその名が取られています。

サンタルチアは、3世紀後半、イタリア・シチリア島に生まれた実在の人物とされ、光の女神と言われますキラキラ
ハショって説明すると、敬虔なキリスト教徒だったものの、ローマ皇帝による迫害が続く中、かつての婚約者にクリスチャンであることを密告され捕らわれます。
そして最後は拷問の末、殉教することとなります。

その聖人の祝日が12月13日。
南欧や北欧では聖ルチア(ルシア)祭が行われます。

もともとイタリア生まれの聖人がなぜ北欧でも盛んにお祝いされるのか、理由はよく分かりません(私が調べた限りでは)。
この日は旧暦の冬至、つまり一年で一番夜が長い日と重なっていて、キャンドルを灯しナポリ民謡の「サンタルチア」を歌い、その日以降、日が長くなることを祝います。
(北欧では歌詞の内容、意味が若干違うようですが)

まだ聞きかじったばかりの知識なので、細かい内容は割愛しますが、北欧では、ルッセカッテルというサフラン入りのパンを食べるのだとか。
(私が調べていたのはパンのことだったのですが・・・食パン

冬の長い国では光に対する思いがまた格別なのでしょうか。
シベリウスグリーグの音楽って独特の陰影を感じます。
そういえば、去年、クリスマスに向けて「樅の木」(シベリウス)を練習しよう!と意気込んで買った楽譜、どこにいったかな・・・汗

神戸で出会ったショパン  [2008年09月13日(土) ]

この週末は出張で神戸へ。

年に何回か、仕事で神戸を訪れるのですが、毎回、芸術センターに立ち寄るのが密かな楽しみとなっています。

以前には、こちらで立派なベヒシュタインを試弾させていただいたりしたことも・・・
過去の日記にちょこっと書いています。)



防音設備のないショールームからは、ショパンのポロネーズが聴こえてきました。
中にお邪魔してスタッフの方とお話したところ、今回は、ちょうど連休中にイヴ・アンリさんによる特別レッスンがあったそうで、その受講生の方がショールームで練習されていました。

部屋に響いていたのは、ショパン作曲アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ。
間近で演奏を聴くことが出来るとは大感激ドキドキ大

次に弾き始めた曲は・・・全く聴いたことがなく、誰の曲かも分からなかったのですが・・・

(リズムやメロディがマズルカっぽいなぁ)
ショパンかな、でもかなり技巧的な感じ)
(演奏会用何とか、とかそんな曲なのかな)


とひとり思いを巡らせつつ聴いていました。

小1時間ほど、ピアノの音色を楽しませて頂き、その方が弾き終えられた際に、少しお話しました。

「先ほどの曲は何ていう曲なんですか?」
ショパンの6つの歌曲の1つで、リストが編曲したものなんです。」

へぇ〜知らなかった。
あの煌びやかな印象はやっぱりリストか・・・

その後、紀伊国屋書店の楽譜コーナーで、ちょうどリストの楽譜(リートによる15のピアノ曲集)を発見したので、調べてみると、「乙女の願い」という曲でした。

どうやら歌詞の内容は「もしも私が太陽なら、森や野原でなく、あなたの上でだけ輝いていたい」という乙女心に溢れたもののようです
ショパンらしくマズルカのリズムに乗った、ふわふわと心が躍るような可愛らしい雰囲気の曲でした。

いつも限りない好奇心や興味、出会いを導いてくれる音楽。
今回の神戸でのひと時もまた素敵な出会いをもたらしてくれました。
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サラバンド  [2008年07月13日(日) ]
日に日に暑さが増す今日この頃・・・家はサウナのようです困った

今日は夕方から用事があったのですが、少し時間が空いたので、久しぶりに英語の勉強を・・。
と言っても、日本語も入り混じった雑誌を少し読んだだけです。
だいぶ前に買ったのですが、なかなか読み進められず、今日はたまたま目に付いて、ヨーヨーマのインタビュー記事を読む事にしました。
音楽の話なら、頭が痛くなるような英文のカタマリも、興味持って読めるかなと・・汗

ヨーヨーマといえば、世界的なチェリスト、そしてフランス生まれのアメリカ人で両親は中国系。
記事では民族性、アイデンティティに対する彼なりの考えが述べられていました。

難しいことはさておき、その記事の中でサラバンドについて触れられていました。
彼の話によれば
「サラバンドは北アフリカのベルベル人の官能的な音楽を起源とし、スペインに伝わったものの、そのあまりのなまめかしさから禁止され、アメリカ大陸、またフランスへと広まった。フランスでは宮廷の舞曲となった。」
と書いてありました。
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チャイコフスキーの瞑想曲  [2008年07月08日(火) ]
今日は、月に2回ほど通っているピアノ教室のレッスン日でした。

デジタルピアノで練習しているせいか、グランドピアノの鍵盤が重い・・・困った
かなり重症化しています。すっかりペコペコの鍵盤に慣れてしまいました・・・。

さて、現在ひたすら修行中の課題曲・チャイコフスキー作曲「瞑想曲」(作品72-5)。
※ピアノ曲の方です。
やっと全体像がまとまってきました。
でも細かいミスタッチ、いや派手なミスタッチもまだまだ減りません。。

この曲は、チャイコフスキーが晩年に書いた18の小品という作品の第5曲に当たるのですが、あまり省みられることの無いこの小品集の中でも比較的演奏機会は多いようです。
私がこの曲を初めて知ったのは、友人が演奏会のためにこの曲を練習していたからでした。
優しいメロディと情熱的なメロディがそれぞれに素敵な曲で、繰り返し繰り返し、様々な音源を何度も聴いてきました。

レッスンを受けている間、先生からは同じ頃に書かれた交響曲6番「悲愴」のメロディや音の響きを意識したコメントをよく受けます。
「そこの左手は、悲愴のメロディに似てるよね」
「その和音は悲愴にも出てくるよ」

スコアを見たことない私には和音の音色を言われても正直さっぱりなのですが、この曲に限らず、チャイコフスキーのピアノ曲には管弦楽のような雰囲気を感じることが間々あります。
ちょっと話は逸れますが、モーツァルトのピアノソナタも、交響曲的な音の響きは度々登場するのですが、それとはまた違って・・・

この「瞑想曲」には度々左手にアルペジオが登場し、そこがハープっぽいと私は思っています。
ハープのようにきれいに流れるようにはなかなか弾けないのですが・・・・。


チャイコフスキーの18の小品には、この瞑想曲以外にも素敵な曲がたくさん残されていて、いずれレビューも書きたいと思っています。
もう少しじっくり聴いて、それぞれの音源のおすすめドコロが紹介できれば・・・

このブログで、今後もちょっとしつこいくらいに話題に上ることと思いますが、それくらいもっと多くのクラシックファンに触れて欲しい音楽です。

音楽と料理。  [2008年06月26日(木) ]
人気漫画のだめカンタービレに
「フランス語で指揮者のことをシェフというでしょ。料理も音楽も同じ」
というような台詞が登場します。
これは、食べ物なんて何でもいいのよ、と手料理を味わおうともせずにがっつく、留学生でありピアニストでもあるRuiを諭すオクレール先生の言葉です。

のだめに登場するオクレール先生の言葉は、楽曲分析(アナリーゼ)について仄めかしているのですが、私にとってはオーケストラの魅力を知る糸口になったような気がしました。

私は交響曲や管弦楽などの知識も乏しく、全体の雰囲気、曲想、テンポの違いは感じても、聴き比べて何か語れるほどの見識には至りません。
好き嫌いくらいはありますが・・・。

では、たくさんの曲を聴かないと、クラシックの魅力が分からないのかというときっとそういうことではないのだろう、とオクレール先生の言葉は思わせてくれます。
心を傾け、じっくり味わうように聴くことで、細かいことは分からなくても音楽の素晴らしさを感じることはできるはず。

ひと口食べて忘れられないケーキがあるように、一度聴いて頭から離れない音楽もありますし、最初はあまり好きではなかったのに、段々とハマっていく大人の味覚のような音楽もあります。
食わず嫌いせずに色々な音楽に触れて、自分の楽しみがもっと広がったらいいなと思う今日この頃です。

ちなみに私にとって大人の味覚はビール、何度も繰り返すうちにハマった音楽はチャイコフスキー幻想序曲「ロメオとジュリエット」です。
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神戸で出会ったベヒシュタイン  [2008年06月23日(月) ]
たまに出張で訪れる神戸。
昨年の秋から始まって、泊まるホテルもすっかりお馴染みになってきました。

数ヶ月ごとに訪れるたび、駅前の様子が変わっていくなぁと思っていたら・・・いつの間にか立派な芸術センターが出来上がっていました。

夕刻、新神戸に着いて、さて夕飯どうしよう、と駅前に向かった時、ふとピアノの絵と「BECHSTEIN」と書かれた看板が目に留まりました。
あれ、ピアノのショールームかな、いつの間にできていたんだろう、とガラス越しに中を覗き、もう、閉まってる時間だろうなと思いつつ、扉を押すと・・・
カランカランとベルを鳴らしながら開きました。

半ば確信犯的に「わ、開いちゃった」などと心の中でつぶやきつつ、足を踏み入れると、ベヒシュタインがずらり。
(ベヒシュタインはドイツのピアノメーカーです)
ほどなくして奥から技術士さんが現れ、少し戸惑い気味な表情。

「すみません、ピアノが見えたので、思わず入ってしまいました」と正直に言ったら
「まぁ、それじゃあぜひご覧になっていってください」と中に誘導してくれました。
私はいかにも仕事帰り風のスーツ姿。どうみても、輸入ピアノが買えそうもない風貌だったと思います。
たまたま近くにあったセミコンサートグランドが目に入り、思わずため息が漏れました。すると、

「どうぞ、弾いてください」
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