« 2008年11月03日 | Main | 2008年11月10日 »
プロフィール

アクエリアス
高校は天文部、大学は混声合唱団に入っていました。楽器は何も出来ませんが、クラシックとの付き合いは小学6年の時、ベートーヴェンの第9を聴いてからずっと現在まで。聴いてきたレコード、CDの数と投資してきたオーディオのことは唯一、人に話せる部分かと思います。 そんな素人の自分ですが、30年以上収集してきたクラシックの名盤データベースをここで発信出来れば嬉しいです。
友人
リンク集
 
オバマ氏の"Yes, we can! "クラシックもいつか? [2008年11月08日(土) ]
先日、アメリカ合衆国第44代大統領がオバマ氏に決まった。
47歳、はっきりと分かりやすい主張、「変革」(チェンジ)、排他的にならず強調と対話を、
という政策が多くの人の心を捉えたようです。日本には直接は関係のないことだけど、
それでも見ていて自分は少なからず感動でした。
あと、最も大切なこととして、黒人としての初の大統領、というのも大きかった。
オバマ氏はリンカーンのあの最も有名な演説を再現していました。
多くの黒人が感激して泣いてました。00年前に奴隷制度はなくなっているけど、ホントに
平等になったのは1960年代。まだ根強い差別の気持ちがこれで遂に払拭されるのか、、、
見ていてそういう感慨に囚われたものです。

クラシックを振り返ってみると、どうでしょう。圧倒的な白人優位の業界。
もともと西洋のキリスト文化、教会から発生した音だったし、王侯、貴族音楽でした。
ベートーヴェンの時代、フランス革命が起こるまでは。それで今でもそうなのか。
韓国人のチョンキョンファはすごく差別があったと聴きますし、小澤征爾はかつて
若きヨーヨーマに、「おれたちは東洋人というハンデ持っている。でもいつかそれは
乗り越えられる」と熱く語っていました。そんな黄色人種のハンデ以上に、黒人は
もっと強い差別が? それがクラシックだとしたら、なんて閉鎖的で狭い業界かと
哀しくなります。
でも、実際、ある程度、裕福な家庭でないとクラシックは出来ないから、そういう点でも
貧困層の多い黒人のアーティストはなかなかででこない。彼らはどちらかといえばJAZZ、
ソウル、ブルースのほう。
そんなクラシック少数の黒人の人だけど、歌手は割りといます。
ジェシー・ノーマン、レオンタイン・プレイス、キャスリーン・バトル、レリ・グリスト
サイモン・エステス。。。皆、声量豊かで美しい歌声。

でもヴァイオリニストやチェリストで黒人奏者はいない。フルーティストもみたことない。
指揮者は、かつてディーン・ディクソンがいたけど、あまり知られていません。
いまようやく、デプリーストが出てきて活躍しているくらい。(都響でおなじみ)

そんな特殊なクラシック業界、ゴルフなんかもだけど、いつまでも貴族の音楽といっている
と滅びてしまいます。オバマ氏みたいな、力強いアーティストがきっとすぐに出てくること
を期待しつつ。
黒人ピアニスト、アンドレ・ワッツの明るく健康的なリストを聴きつつ、、、、
" YES、WE、CAN "の意味を今一度、思いました。
Posted at 00:19 | この記事のURL | コメント(2)
 
<< 2008年11月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
アクエリアス
年末年始はクラシック三昧!(疲)(^^; (01/06)
アクエリアス
2008年のNHK第9はスラトキン。 (01/05)
アクエリアス
2008年のNHK第9はスラトキン。 (12/28)
Copyright(C) 2009 Seikodo Co., Ltd. All Rights Reserved.