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プロフィール

アクエリアス
高校は天文部、大学は混声合唱団に入っていました。楽器は何も出来ませんが、クラシックとの付き合いは小学6年の時、ベートーヴェンの第9を聴いてからずっと現在まで。聴いてきたレコード、CDの数と投資してきたオーディオのことは唯一、人に話せる部分かと思います。 そんな素人の自分ですが、30年以上収集してきたクラシックの名盤データベースをここで発信出来れば嬉しいです。
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秋に聴きたいクラシック。。。 [2008年09月29日(月) ]
やっと秋に入ったと思いきや、冷たい雨、台風接近、、なんだかスカッと抜ける
ような青空が欲しいものです(^^;
とりあえず週末の秋空を期待しつつ。お題は「秋に聴きたいクラシック」笑。

秋というと、真っ先に想い浮かぶのはやはり、ブラームスでしょうか。
晩秋の寂しさの情感、人生の悲哀というものが、一番イメージさせる作曲家。
もともとブラームスは、青年時代には、パリッとハンサムでピアノや室内楽の
名手でした。それがだんだんと老いの影が強くなり、晩年は肖像画でよく見る
あのヒゲの深刻ぶった表情の老人に。とても寂しく孤独な生涯だったのか...
そういえば一生独身でした。
シューマンの死後、未亡人のクララに熱愛のラブレターを送ったりしたものの
結局結婚もせずじまい。とてもシャイなひとだったんでしょう(^^;
交響曲では1番のみ、まるでべートーヴェンのようにドエライ・ガッツがあり
ますが、2番では田舎ののどかな心情がいっぱい出てきて吹っ切れ、そして
3番こそ、本当にブラームスらしい、物哀しい晩秋の心が描かれています。
ベートーヴェンの3番「英雄」のような3拍子で始まるため、ブラームスの「英
雄」と言われることもありますが、内容はまるで違い、シューマンの3番「ラ
イン」の冒頭とそっくり。
そういえばシューマンの3番「ライン」も、あれは「秋の交響曲」ですね。。

次は、チェロ。秋の澄んだ爽やかな日の夕暮れには、ヴァイオリンの音よりも
むしろ、低くて渋いチェロの音色のほうがぴったり。。声楽で言うとバリトン
でしょう。エルガーのチェロ協奏曲という渋い曲もありますが、これはちよっと
ハマりすぎ。(^^;
まずはJ.S.バッハの不朽の名作、チェロの作品のバイブルとも言われる無伴奏
チェロ組曲をしみじみと聴きたいものです。第1番の冒頭のメロディーの懐か
しさと寂しさ、、まさに秋そのものという感じです。

それからピアノでは、やはりショパンが聴きたくなります。
ショパンはとても華麗なピアノ音楽をたくさん作りましたが、その人生はまる
で新撰組の沖田総司か作家太宰治のような肺結核。晩年は病気の進行でひどく
衰弱し、わずか39歳の生涯でした。
結核がひどくなり、マジョルカ島で静養を試みたものの悪化してしまい、最後
にはフランス中部の田舎村、ノアンで過ごしたものでした。
そばには、つきっきりで献身的な愛で看護したジョルジュ・サンドがいました。
女性の愛に支えられた活動というのも、沖田総司や太宰治の晩年とそっくりで
すが、そのノアン時代に血を吐き、骨身を削りながら作られた晩年の作品を聴
いていると、これこそショパンの私小説のような、ホントに言いたかった音楽
ではなかったかと思うのです。
とても深く厳しく、そしてあまりに物哀しい音楽。。
そういえばピアノ・ソナタ第2番「葬送」を書いたショパンという作曲家。
「華麗なる円舞曲」や「子犬のワルツ」のイメージではない、晩年の死を意識
した寂しく深刻な感情が、晩年の作品にはあります。

思いつくままにあげてみた、秋に聴きたいクラシック。
何故か物哀しい曲はがりになったみたいですね(苦笑)
Posted at 21:52 | この記事のURL | コメント(3)
 
感動的な聴き方とか書き方とか。。。 [2008年09月25日(木) ]
今日ベートーヴェンの第9について、ブルーノ・ワルターの演奏を名鑑レビューに
投稿しました。あれは後で読んでみたらとても恥ずかしく思いました。
楽曲のことを説明することもなく、演奏の感想をコメントするわけでもなく、ただもう
初めてそのレコードに出会って感動した、、その日の自分の記憶、思い出だけをひたすら
書き綴った、まったく「個人的な」思い出記録みたいな感じになっていたからです。

でも後で、そんな自分の拙文に対しAdagioさんからすごくご共鳴していただき、ホントに
嬉しく思ったものでした。
自分はどちらかというと叙情的な聴き方をするほうなので、余分なことを書くことも多く
長文になってしまうのですが、そのなかに「感動を受けた気持ち、心」が表現できてさえ
いれば、いいのではないかと思ったりします。なので今回こんな書き方でしたが、ご賛同
いただけて嬉しく思いました。ありがとうございました。

それにしても自分の学生時代はレコードなんか高嶺の花、半年に一度くらいしか買えなかった
し(いま多量に購入しているのはその時のトラウマというか反動、苦笑)、一度買ったら、
もうそれが良い悪いにかかわらず半年間それだけを聴くしかなくて。。。
なのですごく聞き込んだし、あと買えないから貸し借りしたり、FMエアチェックしたり、もう必死
でした。

いまは。。。駅前にTSUTAYAさんはあるし、パソコンや携帯があればダウンロードとか出来るし
CDもずいぶん買いやすくなっている。。。
でも、その反面、1枚1枚のアルバムに対する入れ込みというか、愛着がすんごく薄れている
みたい。どちらがいいかというともちろん今の情報氾濫のほうがいいのに決まっているので
すが、「感動」、1枚のアルバムから受ける「感動」までも薄れているように思うのは
寂しい限りです。
そんなわけで、自分はこれからも「叙情的」に聴きたいし、感動を持ち続けていたいと
思っています。

追記
中学の時、ソニーは「音のカタログ」というダイジェスト版を販売促進用に用意していました。
ベスト・クラシックとかワルターの音のカタログが出ていて、たしか500円くらい払った、有料
販促物でしたが、何度も何度も溝が擦り切れるほど聞いたものでした。
これまたCD時代にはない、キズや磨耗はとても辛いものでしたが、
それだからこそ、、、いや、まっいいか笑
Posted at 23:58 | この記事のURL | コメント(8)
 
クラシックの最終奥義はブルックナー?? [2008年09月24日(水) ]

やっと、、暑くて雷だらけのへんな夏も終わり、「秋がきたなっ!」という感じです(^^)
自分は秋が年中通じて一番好きな季節ですが、ただ良い気候というだけでなく、そこに
爽やかな透明感とともに寂しさもあって、絵画でいうとアンドリュー・ワイエスのような
過ぎ行く時間の移ろいが感じられて心安らぐのです。
こんな季節にはバッハとかブルックナーを。。。と思いますが、ブルックナーというと
先日来、こちらのAdagioさんとお話させていただいて、「苦手で」ということを伺いました。
「ワカラナイ、でも、ずっと気にはなっている」とか。。。
この「気になっている」というの、すごくいいなと思いました。ここがポイント。
マーラー指揮者、小林研一郎さんも以前そう言っていたし、シベリウス指揮者の
故・渡辺暁雄さんも晩年、交響曲7番を振って「やっと少しブルックナーが分かった。
もっと早く知っていたら」と言ってました。
Adagioさんも、きっとまもなくブルックナー開眼になることと思います(アノーーー。笑)

ブルックナーの交響曲とは。。。
あんな長いダラダラした交響曲、よく分からないという人も多いのですが、自分は中学1年の時
に交響曲第9番をワルターの指揮で聴いてすぐにその美しさ、宗教的浄化の心が分かり、学校か
ら帰ると毎日聴いていたくらいでした。今ではブルックナーを知らなかったら、こんなにクラ
シックにのめり込んでいたかなぁとさえ思うほど。
それほどすごく感動する音楽。そしてブルックナーこそクラシックの究極ではと思うのです。

そもそもクラシックの始まりは7世紀あたりの教会のグレゴリオ聖歌。それは教会で歌われる
朗唱のようなものでした。それから中世ルネサンスになると教会の外で吟遊詩人らが世俗歌謡
をうたったりダンスしてた。その後、バロックに入り宗教曲と器楽曲とがそれぞれ分離、発達、全ての基礎をバッハが築きます。そのバッハを経て音楽はハイドンがソナタ形式や交響曲という
フォーマットを確立、モーツァルトと古典派に。そしてついにベートーヴェンが交響曲で不滅の金字塔を打ち立てた。その交響曲はソナタ形式の完成。
つまり対立する2つの主題が展開し対立し、再現した後で和解し、堂々たるハッピーエンド結尾に至る。というようなドラマ。そのベートーヴェンの後は、音楽は個人の心情を盛り込むようなロマン派となり、堂々としたハッピーエンドばかりでなく、静かに終わったり(ブラームス3番)、アンチ・ハッピーだったり(チャイコフスキー6番悲愴)、そうして規模は拡大しましたが、ソナタ形式はどんどん崩れていった・・・
そんな後期ロマン派のなかでただ一人、田舎で教会のオルガニストを勤めていたブルックナー
違った。ブルックナーがお手本にする音楽構造は第1楽章は常にベートーヴェン第9。もうこれだけ。そしてスケルツォはベートーヴェンとともにシューベルト9番のようなシンメトリックな舞踊の形式。そしてその音楽には常にそのなかに教会のコラール旋律や神への感謝の祈りの感情が流れ、最後はアッと驚くことに、第1楽章のテーマが変容して回帰してきて輝かしく浄化され、圧倒的なハツピーエンドで結ばれる・・・というような交響曲。

ここで重要なのは、連綿と続いてきたクラシックのキモとも言える「教会のための音楽」(宗教音楽)と、ベートーヴェンが完成させたこれまたクラシックのキモと言える「ソナタ形式」を、このブルックナーが結合させ、最後は圧倒的なハッピーエンドで結ばれるということをやってのけたことです。
その交響曲はあたかもブルックナーの頭のなかでは、幻想の大聖堂のなかで鳴り響くパイプオルガンのようなイメージだったかも。

このブルックナーの後、音楽は調性を失ってしまいシェーンベルクの無調(12音)による現代音楽へ。
クラシック受難な時代に入っていくのでした。というわけでクラシック音楽の最終型、そのアンカーこそは、ブルックナーではなかったのか?自分はそんなブルックナーが大好きなのです。
(あっ。日記が西洋音楽講座みたいになってしまったぞ爆)
Posted at 23:41 | この記事のURL | コメント(3)
 
ベートーヴェンのこと、ブルックナーのこと。 [2008年09月23日(火) ]
Adagio様より日記にコメントいただいてました。ありがとうございました(^^)
スレッドが長くなりましたので、改めてこちらでお礼申し上げます。

さて先日、Adagio様とベートーヴェンの「皇帝」のことなどお話させていただきましたが、
「そういや肝心のバックハウスを書いていない。名鑑レビューに書かないとまずい」なんて
思い立ち、改めてCDを聴き直したり、ダンボール箱からLPを引っ張り出してデシカメで
写したり、なんてやっていました。
またいただいたレスにブルックナーは苦手だけどカラヤンの演奏があるから聞いてみたいと
おっしゃっていたので、「そういやカラヤンのブルックナー第9は名鑑レビューに書いて
おかなければ」なんて、とてもいいヒントをいただいたものです。ありがとうございました。

それにしてもベートーヴェンは不動の人気作曲家ですね。
Feliz太7さんの日記でもなにやらワルターのベートーヴェン5番6番が人気1位とかいうのを
拝見しワルター・ファンの自分としては嬉しくなったものですが、本場ドイツではどうなんだろう。やはり向うでもダントツ1位のクラシック作曲家なんでしょうか。
今回久しぶりに聴いたバックハウスにドイツの最も深い精神のようなものを感じたものでした。
彼は晩年はピアノ協奏曲第4番を好んでいたそうで、何度も何度も冒頭を繰り返し弾いていた
と聞きます。朝比奈隆さんにも通じるベートーヴェンを基本に置いた生涯現役。
頭が下がる思いです。

ブルックナー。これは自分も最初は長大なのでとっつきづらさありました。
でも第1楽章のなかのそれぞれの主題とか展開が見えてきた途端、すぐに分かるようになりました。スケルツォなどは常に真ん中にトリオを挟んでのシンメトリックな構造になっているので、比較的とっつきやすく、まずはスケルツォから聴くというのもいい手かもです。
一度ブルックナーが分かると、一番深く感動出来るクラシック音楽のひとつにになると思います。
演奏が終わったあとに長い沈黙、それに続くスタンディング・オベーション。そして楽員が引き上げた後も誰も帰らず指揮者に拍手を送り続ける。。。
朝比奈さんの指揮したブルックナーの時はいつもそうでした(^^)
最初に第9から聴く。それもまたいいです。ベートーヴェンの第9から聴くというのと同じような感覚。自分は中学1年の時、ワルター盤で聴いて大きな感動を受けたものでした(^^)。
Posted at 08:59 | この記事のURL | コメント(9)
 
小澤&サイトウキネンのマーラー「巨人」。 [2008年09月21日(日) ]
雨の日曜日、先日NHK-HIVISIONで放映されていた長野、松本サイトウキネン・フェスティバル2008を
録画していたので、見ていました(今頃。。。恥)。
早いものでサイトウキネン・フェスも今年で17年目とか。最初からずっと音楽監督の小澤さんは
「常に高い水準を維持していくのがたいへん」という発言をしていましたが、5月に
腰痛で休養されてたのでこれが復帰後初舞台に。でも相変わらずハツラツとした動き
でまずはホッとしました(^^)
2008のプログラムはモーツァルト32番、武満のヴィジョンズ、そしてマーラー交響曲第1番「巨人」。
メインとなるマーラーは、これまで2番、9番を東京でのコンサートでやっていて、
それはソニーからリリースされていますが、いずれはサイトウキネンとチクルス(全曲演奏)を
目指すのかもしれません。
今回は松本で収録されるとしたらフィリップス・レーベルからということになりますが、前回
の「幻想」がデッカだったら今回からデッカ録音ということかも。そういう録音スタッフ陣も
興味深いところ。
小澤さんはマーラーを得意としていてこれまで1970年代にグラモフォン、1980年代にフィリップス
(いずれもボストンso)と録音しているので今回のが出たら3枚目。
演奏はさすがに世界のトッププレーヤーが集結しているサイトウキネンだけに素晴らしい出来栄え。
冒頭こそ力みすぎクラリネットが外したりホルンがトチッたりでしたが、後は最後までノーミス、
最後に向かうほど吹き上がるようなサウンドが見事でした。
第2楽章中間で木管群の壮絶なベルアップや終楽章ラストで全ホルン奏者8人のスタンド・アップが
見れたのもびっくり(楽譜指定どおり)。
終わったあと、弦楽器だけでなく、後方の木管や金管、さらにティンパニまで握手を求めて
いた嬉しそうな小澤さんの笑顔にじーんとしたものです。

印象的なのはこの臨時オケの奏者たちの真剣な眼差しでした。
ジャック・ズーン(fl)、カール・ライスター(cl)、ライナー・ゼーグス(ティンパニ)、ハープの吉野直子さん、
ジュリア・バイラント(hr)、川本嘉子さん(va)、、、
あとおなじみNHK響のメンバーも。コントラバスの池松さんとかオーボエの荒さん、
第2vnの堀仁さんや第1vnの宇根さんとか、普段知っている人がここで見れるのも愉しい
ものでした(^^)。

掲載した画像はソニーからリリースされていたマーラーCD。
Posted at 20:39 | この記事のURL | コメント(0)
 
LPのCD化のことなど。。 [2008年09月17日(水) ]
昨日はAdagio様からレスをいただきましたが、長くなりますため、新しい日記にてご返事のことを書きたいと思いました。昨日はありがとうございました(^^)

1)LPのCD化について。
昔からの愛聴盤LPと言えどもCDより劣ること多し、ですが、最近はCDRで「一人LP復刻盤」を作ることの楽しさを感じています。そのため新譜中心だったクラシックが再び昔懐かしいLPの聞き返しにシフトしています(^^)。
それでCDになくて、LPにしかないものと言うと、懐かしいあのジャケット。(CD再発でも再現して
いるものはありますが、ずっと復刻されないものも多いです。)
それをデジカメで取って切り取って加工。A4用紙で4枚分のCDR用ジャケットが作れます。
CDR1枚50円前後、コピー用紙10円程度。合計60円で「永久保存、懐かしLPのマイCDR」が出来ます。添付画像をご参照ください。LPにしかなかったジャケットのものをいろいろ作っています(^^)

2)キーシンの9月17日リリース「皇帝」について。
「皇帝」と言えば、ちょっと個性的なのばかり先にレビュー書いてしまってまして恥、ホントは
バックハウスやグルダ、ポリーニなんかも書かないといけないんです。きっとそのうちに笑
キーシンはもう天才というか、どれもハズレがないので、今度のも期待しているところです。
以前、ソニーから単発で2&5番(レヴァイン指揮)が出ていましたが、あれは演奏はセンス抜群でしたが、録音がおとなしくてひっこみがち。迫力不足がイマイチでした。
今度はデイヴィスが少々イモなんでそれだけが不安ですが、EMI録音ですしヨーロッパ的な良い
音と思っています。いずれ感想も書きますので、どうぞ末永くお付き合いを〜(笑)


Posted at 22:49 | この記事のURL | コメント(5)
 
懐かしいレコードのこと、クラシックEP盤のこと。 [2008年09月14日(日) ]
先日、神戸の実家に帰省した際、懐かしいクラシックEP(シングル)盤が出て来たので、
思わず東京に持ち帰り、それをこの連休、ゆっくり聞き返しています(^^)

EPは約20枚。30年くらい前のもので、1970年代初期のもの。
学研が学校内に月1度販売に来ていて、その雑誌「ミュージックエコー」の
付録として付いていたものでした。350円くらいだったと思います。
自分は、音楽雑誌のミュージックエコーも楽しみでしたが、安くて聴ける
EP盤こそ、毎月とても楽しみにしていたのでした。
懐かしい再会。

・・・

もともと1980年に入り、CDが出現してからは、もうアナログは終わったと感じ、
それまで収集してきたLPやEPはことごとく処分してCDに切り替えたものでした。
強い思い入れがあって、どうしても処分できなかったLP200枚とEPだけを残して。

そんなアナログと再び向かい合うことになったのは、昨年暮れのこと。
いまでは処分していなくてホントに良かったと思いました。

LPで再生した音を、デジタルサウンドプロセッサー(約1万円)を使うことで、PCに取り込み、
CDRにすることが出来るというのを知ってから。
針の音とびやプチプチも入るけど、その音はデジタルリマスタリングされたCDと
同等にクリーンで良い音になり、しかもアナログ特有の暖かさも残っていたので
CDR化して保存することに夢中になりました。
そのために再びレコードプレーヤーも買いなおすことになりましたが、CDR化だけなので
ネットで調べてデンオンの1万円くらいので十分でした。
合計2万で、アナログをCDRに。
その音はデシタルなのに、なぜかレコードを聴いているような実在感があるの
ですが、それはプレーヤーのベルトドライブの回転ムラで自然に僅かな揺らぎ
が生じているのか、それともレコードだけのあの暖かさが残るのかは分かりませんが、
CDなのに、レコードのような不思議な感じの音が出来るのに驚きました。

・・・
そんなこともあり、前回はLPを箱で送ってもらったりしましたが、今回はEPで軽い
ので持ち帰ってきたのでした。

それはこんなEPです。
ベートーヴェン交響曲第5、第9 朝比奈隆指揮大阪PO
ドヴォルザーク交響曲第9番 ロヴィツキ指揮読売日本
・ブリテン 山田一雄指揮日本PO
・ワーグナー管弦楽 山岡重信指揮読売日本
・珠玉のピアノ名曲 村上明美(P)
メンデルスゾーン VN協奏曲 稲垣悠子(VN) 若杉弘指揮読売日本
グリーグ ペールギュント 荒谷俊治指揮東京PO

など。
1970年代の日本のオケを中心にしたラインナップですが、学研はこのため
わざわざ録音していたのです。17cmシングルですが、長時間33回転の収録。
雑誌350円の付録としては、大サービスだったと思います。
このうち、音楽評論家 宇野功芳さんが「世界に誇るベートーヴェン」と
絶賛した朝比奈さんの1回目のベートーヴェン録音がこれですが、これは
CD化されました。
でも残りは今後も再びCD化されることはまずないと思うものです。
演奏はオーソドックスでなかなか良かったため、自分はこれからもCDRにして
大切に聴いていきたいと思いました。
自分のクラシック音楽の原点みたいなものがこのEPにはあるからです。
当時は何度も何度も聞いたものでした。
Posted at 16:42 | この記事のURL | コメント(6)
 
9月11日。 [2008年09月11日(木) ]
今日9月11日はあのアメリカの同時多発テロ(グランド・ゼロの日)から7年ということだ。
もうそんなになるのかという思いと、"7年も経っているのに"、一向にイラクもアメリカも、いや、世界が平和になっていないことに改めて哀しさを感じる。
宗教がらみのいざこざと考えても、じゃ一体、何のための宗教なんだと思うし、物事はそんな単純なだけでなく、全ては石油利権(経済)で動いていると考えると、暗たんたる気分にもなる。

が、ともあれ、、、
今日は亡くなられた6000人以上のかたの追悼の気持ちを忘れず、ささやかながらも祈りたいと思いました。 6000人というと自分はすぐにわが故郷、神戸の震災のことを思い出さずにはいられない。地震というと今年は中国で四川大地震で何万ものかたも亡くなった。
いつまでも戦争とか、テロとか、いがみあっている場合でないとも思います。
地球、マジにヤバくなってきているのだから。。。

秋に入って、東京の沖に熱帯低気圧。熱帯低気圧というともっと遥か南の海上で出来る台風のたまご。こんなに上で出来るって。。ずっと午後になると雷や激しい雨も、あれ、スコールではと思う。どうしても温暖化のことが頭をよぎります。ホント、もっと環境を考えないと。

そういえば、いつぞやTVで9月12日か13日? 地震の預言をしていたジョセリーノ氏。
あれは当たるのだろうか。すごく不安な週末でもあります(--;;。

//////

今晩はいつになくシリアスなことを考えていましたが、こんな内省的な日も一日くらいあっていいのではと思いました。
9月11日。改めていろんなことが頭をよぎりました。

こういう夜、どんなクラシックを聞けばよいのだろう。
モーツァルトブラームスフォーレなどのレクイエム(死者のためのミサ曲)、いやベートーヴェン7番から第2楽章、いやチャイコフスキーの「悲愴」より第4楽章、いやショパンのピアノソナタ2番「葬送」、いやベートーヴェンの3番から第2楽章「葬送行進曲」か。
それにしても弔いや悲痛の音楽の多いこと。
どれも合いそうな気がしますが、ちょっとリアルで痛い気もします。

も少し静かに、気持ちを静めるような。

ヒーリングというか、癒しというか、、そういった音楽がこういう日、静かに聴くのには
向いていそうです。

バッハ「G線上のアリア」、パッヘルベル「カノン」、アルビノーニ「アダージョ」といった
バロックの名曲集の入ったもの。それから、それらも含めて、ズバリ、ヒーリング用に企画されたアルバムのなかで、世界的に最もよく売れた「アダジョ・カラヤン」。
そういったミュージック・セラピー的音楽が追悼には合うかなと思いました。

ちなみに今日、アメリカのほうのニュースではパブリック賛歌とかが流れていました。
実際には、「元気になろう!」というような明るく前向きの気分が欲しいのかもしれません。

Posted at 22:12 | この記事のURL | コメント(6)
 
レビューのこと。それからメロディアのことも。 [2008年09月09日(火) ]
今朝はようやく秋の気配。「おっ。秋がきたっ!」という感じでしたが、日中はまだやはり暑い。
セミもまだ鳴いていたり。。。(^^; でももう少しでカラッとした秋晴れ、「芸術の秋」の予感。
待ち遠しいものです。

さて一昨日、こちらにおじゃまさせていただいてから2ケ月ぶり、初めて日記を書きましたが、
前後して「何でこんなにハイペースで書いてるのか。何かストックでもあるのか」と尋ねられました(恥笑)

自分は昨年8月、ここの本家サイトとも言える総合エンタメ、フェリスタに参加させていただきまして、そこで名盤のことや新譜で感動したもの、あるいはがっくりだったものなどいろいろ書いていました。その自分の書いたものを今、こちらにせっせと引越しさせています。
それで毎日、3〜4つづつも投稿出来ているというのがタネあかしです(笑)
あちらではコレクションは80までだったし、廃盤やLPは日記でしか出来なかったけど、こちらでは廃盤のものでも、画像があればジャケットで出せるというのが面白いです。

もちろんフェリスタの時のを移籍させつつ、別なのも思い出しり、気が付くと、追加で新しく書いて投稿したりしてますので、移籍2つ、新しく1つ、なんて感じでトータル3つ投稿したようなことになっています。

ところでtakeshiさんのメロディア・コレクションのレビューは、マニアックと思いつつ、そのLPがレアなだけに、たいへん貴重な内容とかなり参考にさせていただいてます。
自分はもうも世評が固まっているカラヤンとかワルターとか有名なのばかりで、コメントもお恥ずかしい限りなのです。もっと勉強しないといけないなぁと思いました(^^;。

それにしても、メロディアの現在はトホホ過ぎ。
散発的に輸入盤で安売りされてますが、なかなか正規国内盤が出ないのが寂しいですね。レビューを拝見してより一層、思います。
かつてあれほど多くのものがビクターからリリースされていたのに。
なんでも、ソ連解体、共産崩壊後、国営だったものが、個人の所有にしてよいと認められたのがいけなかったみたい。不動産とか、後で慌てて政府が管理したりして、なんとか整理できましたが、国営メロディアの所有はその時、個々の所有になってバラバラに。。。いまではマフィアまでも利権で(権利問題)絡んでいるそうで、うかつに契約できない、それで個別のもので、スポット買いみたいになっていると聞きました。
いずれ土地問題のように政府がきちんと管理、あるいは新しいレコード会社設立などで管理・整理してほしいものです。何といっても膨大な録音資産のなかにムラヴィンスキー、スヴェトラーノフ、リヒテル、コンドラシン、ロジェストヴェンスキーら、国宝級レコーディングが多く眠っていてそれはロシアの誇るべき芸術だから。
あ、、メロディアの話になるとtakeshiさんの専門なので、自分はボロが出ないうち、この辺で。
でも、これは絶対というものは、いずれレビューでも書きたいと思っています(^^)。
Posted at 23:29 | この記事のURL | コメント(1)
 
初めての日記です(恥) [2008年09月07日(日) ]
古典派ドットコム、そのファンの集いともいうべき古典派サロン
7月半ばよりこちらに来させていただいて、約2ケ月。

最初は登録やらレビューの書き方、検索などがちよっと難しくてとまどいましたが、一度やり方を覚えてしまうと、あとはもう何かに取り憑かれた様に、ひたすらレビュー書き、レビュー書きの毎日。きっとご覧になられている方で引かれてしまう方もあるのでは、と思いつつ、あれも書きたい、これも書いておきたい、と、一度書き始めると止まらなくなり(むしろ書きたいものが増える一方)、そんなことんなで自分の日記も書かずに、ひたすらレビューばかりでした(笑)。

ちょうど2ケ月たって、ホッと一息。
「そういや、日記もあったなぁ」と昨晩思い出して、今晩初めて日記を書いている感じです(苦笑)
日記を思い出したきっかけはAdagio様からいただいたコメント。自分のつたないあるレビューに対していただきましたが、その時初めて、日記を持っていないと、レビューだけでは会話が交わせない、、、と思ったのでした(汗)。

さて、レビューにこんなに駆り立てられているのは??
損得勘定も目立とう意識も、しったかぶりでも、そんなものは全く無くて、純粋に自分がこれまで聴いて感動したクラシックのことを発信したい、、それが感動をもらえたクラシックのLPやCDへの恩返し、ワルターやフルトヴェングラーに感謝、、ただそれだけで突き動かされています。

それにしても昔だったら、ホントにどうにもないまま終わっていたことでしょう。
PCがあって、インターネットがあるおかげで、書くのもそんなに疲れないし、またいろんな方々に発信出来るし、そう思うといまの時代が幸せに思います。

まさかワルターのブルックナーとか、自分が中学の時に買ったLPの写真付けてレビューに書ける、そんことが出来るこのサイトも凄いなぁ、、、とつくづく思ったり。
ひとりのブログでは、とてもとても、出来なかったと思います。なのでここには感謝です。

・・・・

土曜の夜から日曜にかけて、TVでは多くのクラシック番組が流れていました。
ヤルヴィとフランクフルトによるブルックナー7番、同じくグリモーの「皇帝」(NHK教育)、
小澤征爾とサイトウキネンのマーラー「巨人」(BS-HI、松本から生中継)、
カラヤンの「カルメン」、ベートーヴェン第9(BS-HI)、
小林研一郎のベートーヴェン「運命」(BSアサヒ)、佐渡裕のベートーヴェン7番(題名のない音楽会)、、などなど。

たった2日間でこんなに見れる。どれもこれも名演ばかり。。
これまた、こんな時代居合わせて、凄い幸せなことだと思います。

溢れる情報のなかから、名演を見つけてレビューに書いて残していきたい、、、

まだまだ
落ち着くのは先のようです(笑)
Posted at 22:38 | この記事のURL | コメント(6)
 
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