先日、神戸の実家に帰省した際、懐かしいクラシックEP(シングル)盤が出て来たので、
思わず東京に持ち帰り、それをこの連休、ゆっくり聞き返しています(^^)
EPは約20枚。30年くらい前のもので、1970年代初期のもの。
学研が学校内に月1度販売に来ていて、その雑誌「ミュージックエコー」の
付録として付いていたものでした。350円くらいだったと思います。
自分は、音楽雑誌のミュージックエコーも楽しみでしたが、安くて聴ける
EP盤こそ、毎月とても楽しみにしていたのでした。
懐かしい再会。
・・・
もともと1980年に入り、CDが出現してからは、もうアナログは終わったと感じ、
それまで収集してきたLPやEPはことごとく処分してCDに切り替えたものでした。
強い思い入れがあって、どうしても処分できなかったLP200枚とEPだけを残して。
そんなアナログと再び向かい合うことになったのは、昨年暮れのこと。
いまでは処分していなくてホントに良かったと思いました。
LPで再生した音を、デジタルサウンドプロセッサー(約1万円)を使うことで、PCに取り込み、
CDRにすることが出来るというのを知ってから。
針の音とびやプチプチも入るけど、その音はデジタルリマスタリングされたCDと
同等にクリーンで良い音になり、しかもアナログ特有の暖かさも残っていたので
CDR化して保存することに夢中になりました。
そのために再びレコードプレーヤーも買いなおすことになりましたが、CDR化だけなので
ネットで調べてデンオンの1万円くらいので十分でした。
合計2万で、アナログをCDRに。
その音はデシタルなのに、なぜかレコードを聴いているような実在感があるの
ですが、それはプレーヤーのベルトドライブの回転ムラで自然に僅かな揺らぎ
が生じているのか、それともレコードだけのあの暖かさが残るのかは分かりませんが、
CDなのに、レコードのような不思議な感じの音が出来るのに驚きました。
・・・
そんなこともあり、前回はLPを箱で送ってもらったりしましたが、今回はEPで軽い
ので持ち帰ってきたのでした。
それはこんなEPです。
・
ベートーヴェン交響曲第5、第9 朝比奈隆指揮大阪PO
・
ドヴォルザーク交響曲第9番 ロヴィツキ指揮読売日本
・ブリテン 山田一雄指揮日本PO
・ワーグナー管弦楽 山岡重信指揮読売日本
・珠玉のピアノ名曲 村上明美(P)
・
メンデルスゾーン VN協奏曲 稲垣悠子(VN) 若杉弘指揮読売日本
・
グリーグ ペールギュント 荒谷俊治指揮東京PO
など。
1970年代の日本のオケを中心にしたラインナップですが、学研はこのため
わざわざ録音していたのです。17cmシングルですが、長時間33回転の収録。
雑誌350円の付録としては、大サービスだったと思います。
このうち、音楽評論家 宇野功芳さんが「世界に誇る
ベートーヴェン」と
絶賛した朝比奈さんの1回目の
ベートーヴェン録音がこれですが、これは
CD化されました。
でも残りは今後も再びCD化されることはまずないと思うものです。
演奏はオーソドックスでなかなか良かったため、自分はこれからもCDRにして
大切に聴いていきたいと思いました。
自分のクラシック音楽の原点みたいなものがこのEPにはあるからです。
当時は何度も何度も聞いたものでした。
