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プロフィール

アクエリアス
高校は天文部、大学は混声合唱団に入っていました。楽器は何も出来ませんが、クラシックとの付き合いは小学6年の時、ベートーヴェンの第9を聴いてからずっと現在まで。聴いてきたレコード、CDの数と投資してきたオーディオのことは唯一、人に話せる部分かと思います。 そんな素人の自分ですが、30年以上収集してきたクラシックの名盤データベースをここで発信出来れば嬉しいです。
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ブルックナー第9番をネットで鑑賞。。(^^; [2008年11月30日(日) ]
土曜の夜、Adagioさんの日記にブルックナーの交響曲第9番に悪戦苦闘されているとの
コメントを読ませていただきいて、、なかなかたいへんだなぁと思いつつ、自分も
かつてそんな体験はあったので、なるほどなぁと共感するところも多かったです。
ブルックナーは最初クレンペラーで聴いた時はちんぷんかんぷん。楽曲解説とか読んで
「こんなハズではないのに。凄い曲のハズなのに」と何度聞いても分からない。
それがワルターの演奏でパッとすぐに分かってしまったのでした。
とっつきにくい曲がある演奏との出会いで分かるようになる、、ということ。
例えばベートーヴェンの「ミサソレムニス」。ベートーヴェン自身、最高傑作と言ってますが
これも最初は分からなかったです。途中でだんだん退屈になってきてしまって。。。
それがクレンペラーで遂に分かった。(ブルックナーの汚名挽回! 笑)。
バッハの「マタイ」も最初リヒターで構えて聴こうとして、冒頭のシリアスな合唱でメゲて
しまってしばらくダメということもありました(これは後で聞きなおしてやはり名盤と思い
ましたが。。。)

クラシックいろいろ、鑑賞もいろいろ、というところですが(^^;、
昨晩は、ネットでブルックナー9番を調べていたら、you tubeにずいぶんいろんなライブ映像
が上がっているのに驚きました。

1)第1楽章の初めのシーン
晩年のカラヤン&ベルリンpo、同じく晩年のバーンスタイン&ウィーンpo。
両巨匠ともに第1楽章第1主題群のクライマックス、全合奏ユニゾンで雪崩落ちて
くるところが凄い気迫。静まってピッツィカートと木管の繋ぎの後の優美な第2主題
はカラヤン美学の極みベルリンのほうか、それともウィーンのしなやかな美しさか、
どちらも互角という感じがしました。

http://jp.youtube.com/watch?v=4ke-4-U2t3g&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=w4lGf42ecVc&feature=related

第2楽章スケルツォ
これはバーンスタインのほうはかなり遅いテンポ。

http://jp.youtube.com/watch?v=sO6HltIxevU&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=2r6ybvcaHXM&feature=related
ジュリーニ最晩年のリハーサル風景もありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=MF41e9TGgAQ&feature=related

第3楽章
カラヤンはホルン4本と持ち替えワーグナーチューバ4本による合奏、
ゆるやかな「生との別れ」のところから。
バーンスタインは後半部分。

http://jp.youtube.com/watch?v=Fh514blhFjE&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=c-qqCopzolw&feature=related

チェリビダッケの最晩年、ミュンヘンpoとのリハーサル風景も。
http://jp.youtube.com/watch?v=_lXgBzmMulA&feature=related

ヴァント&北ドイツ放送soの最晩年のものも。
アダージョ最後のカタストロフ(クライマックス)、
ヴァントの指揮が壮絶の限り!!
http://jp.youtube.com/watch?v=SL1cudMMUvI&feature=related

こうして映像で観ていると、どの指揮者も持てる力の全てを出し、
秘術の限りを尽くしているのが分かります。
ブルックナー最後の9番、とても厳しい音楽だけど、クラシック奥の院、
絶対音楽たる交響曲と教会の宗教音楽が融合したクラシック最終奥義の
ような曲ではないかとあらためて思いました。
(最後は難しい言い回しなってしまいました。。。恥笑)
Posted at 12:22 | この記事のURL | コメント(7)
 
アンドリュー・ワイエス展を観て。。。 [2008年11月23日(日) ]
今回アンドリュー・ワイエス展が、渋谷の東急「ザ・ミュージアム」で
開かれるというのでさっそく観て来ました。
ワイエスはアメリカの現代美術の巨匠で自分の最も好きな画家。
その特徴は、ズバリ、スーパー・リアリズム!!
恐ろしいほどの精緻な筆致で、アメリカの田舎の風景を描いているのです。
ワイエスはこれで3回目ですが、行く度に感じるのは、見に来ている人の
食い入るように絵に顔を近づけて見入っている姿。
ほんとに、どうしたらこんな絵がかけるのかと不思議です。
写真より凄い。写真では遠景はピントがボケますが、ワイエスは遠景も鮮明。
スーパーハイビジョン画像みたいな感じです。

ただリアルというだけでは他にもうまい人はいますが、ワイエスはそこに
何ともいえない孤独感、季節だと晩秋〜冬のイメージ。
朽ち果てていく姿、モノノアハレ、といった風情があるのです。
移ろいゆく時間。。。
アメリカなのに、なぜか日本の心のなかにある田舎の風景のような懐かしさ。
窓辺に揺れるカーテンとこもれ日、物置小屋、建物の庭にポツンと置かれた
ブリキのバケツ。人はいないけど、ついさっきまでそこにいたような、
どこか懐かしい自然。

クラシックでいうと、ブルックナーの交響曲第3番のアダージョの清楚な音楽とか、
シベリウスの交響曲6番みたいなイメージ。自然の美しさ。
そしてその孤高の寂しさ。大言壮語しない音楽。

ワイエスは、「あるものを見て、心打たれる瞬間。それを絵にしたい」と
語っています。最高の技術だけでなく、心打たれるものを。という想い。
それゆえ、見ていて深く感動させられるのでしょう。
12月23日までやっていますので、絵画好きの方にはお勧めです。
Posted at 12:42 | この記事のURL | コメント(0)
 
朝比奈隆のベートーヴェン、ベストは。。。 [2008年11月20日(木) ]
Adagio様より朝比奈隆さんの遺したベートーヴェン交響曲全集では、どれがベストかと
いうご質問をいただきました。ありがとうございます!
結論を先に申し上げますと、やはり一番最後のものが最高ではと、思います。
つまりオクタヴィア/エクストン・レーベルのものです。
朝比奈さんは若いときは、けっこうロマンに満ちた演奏をしていたし、恩師メッテルゆずり
チャイコフスキーなどではその地が出ます。ブラームスなんかもそうです。けっこう自在
にやっていました。でも、ベートーヴェンは常に自らの芸術の最高の指標としていて、「愚直
なまでに楽譜通りにやろう」としたのでした。
それはベルリンでフルトヴェングラーに会った時、ブルックナーを振るといったら、
「オリジナル楽譜でやれ」と巨匠から言われたこと。それと評論家、宇野功芳さんにベートー
ヴェンの重厚な演奏を激賞されたこと。この2つがキーポイントになっていると思います。
弦のボウイングを徹底してやるリハーサルから、ドイツ的重厚でありつつも、豊かでみずみず
しい響きを生んでいました。
その彼が最も敬愛したベートーヴェンは史上最多の7回の録音を残し、今後ともこの記録は
敗れないでしょう。
第1回の学研盤は、1970年の録音がちょっと鈍く寸詰まり。テンポも重厚で昔のライプツィヒ
みたいな音で楽しめません。第2回目1970年代後半のステレオ、第3回の1980年代デジタルは
ビクターですが、後になるほどオケの響きがよくなりうまくなっています。
この頃から楽譜通り、全リピートを忠実に履行する朝比奈サウンドが確立します。
そしてフォンテックとの4回目の新日本poとの録音は、オケがより重厚で分厚いですが、細部の
解像度がやや甘く暗いイメージ。合唱でのコーラスがひっこんでいるのも惜しいところ。
映像はパイオニアよりLDで出ていたものが、今回の書籍でその一部抜粋を初DVD化。
この新日本POとのは映像のほうが感銘を受けますので、ぜひ書籍にてご覧ください。
1990年代に入ると、ポニーキャニオン凄腕プロデューサー、江崎さんの目に氏の真摯な芸術が
留まります。その5回目の全集は、朝比奈をして「これが結論」と言わしめた立派なもの
でしたが、さらに6回目も入れます。この6回目こそ、ほぼ理想の響きで、ティンパニも硬く
鮮明、全てがとてもみずみずしくしなやかに響いていて、すごく安心です。
「英雄」第1楽章のコーダのトランペットは高く吹かせず、楽譜通りを遂行。
朝比奈も「やっぱりこっちのほうがいいですな」と納得。
これで終わりと思ったのですが。。。
江崎さんはキャニオンを独立して自社レーベルを立ち上げます。それがエクストン。
2000年(死の年)から江崎さんとしては3度目のベートーヴェン録音を始めたのでした。
オケは最高の響き。録音は少し柔らかく分厚い感じに。
驚くのは「英雄」で再びトランペットは慣例の吹かせ方復活。最後には好きなようにやった
朝比奈さん。あのトランペットだけでも長い研鑽と葛藤の上で、慣例に戻った氏の思いは?
2001年12月29日のベートーヴェンの第9の演奏会。
本来なら朝比奈さんが振れば252回目となる第9が代理の指揮者で演奏されている最中、
氏は静かに息を引き取りました。
きっといまも天国ではベートーヴェンを指揮し続けていることと信じています(~^)








Posted at 22:21 | この記事のURL | コメント(4)
 
これで打ち止め?エルプ復刻CDの驚異!! [2008年11月19日(水) ]
いやはや、ホントに驚きました。こんな凄いものが出てくるとは。。。
クラシック・ファンのなかでも、フルトヴェングラー・ファンはその熱心さ、ひたむきな
収集と鑑賞が他の類を見ないほどですが、自分は最近、「板起こし」と称した状態の良い
初期LP盤からのCD復刻があまりにいろいろ出るので、少々飽きてきてもいましたが、そんな
なか、今回のエルプ復刻はちょっと次元が違って、ホントにびっくりしたのでした。
エルプというのは、レーザー光線でLPをトレースしてアナログ音に変換するというもので、
かつてのレーザーディスクの原理と似てますが、あのLPの音溝を変換するのは不可能と言われて
いたものを、実現化したのがエルプ・レーザー・プレーヤー。最初のは200万くらいして、今は
値下がりしたそうですが、それでも100万。超高価ですが、そのプレーヤーで再生した音を
デジタル変換して取り込んでマスタリングしたCDが出たのでした。発売元はALRUS(キングインタ
ーナショナル)。
驚くのは、初期LPを使用しつつ、非接触なので、当たり前ですが、「針音ナシ」で出てくる。
そのため、マスターテープを聴くような感じ。さらにその音が信じられないほどのリアリティ。
こんな音がレコードに入っていたのかという驚きで、オリジナル・マスターテープは劣化して
いるから、おそらくいまのそれより音が良く、当時のオリジナル・マスターの音そのものに近い
と思いました。
聞いたのは、ブラームスの4番とベートーヴェンの4番。1943年の戦時下の録音。
空襲で焼け落ちる前の、旧ベルリンフィルハーモニー・ザールのなかでのフルトヴェングラー
とベルリンフィルの魂の響きが壮絶、眼前に迫るほどの迫真の音でした。
ブラームスの冒頭の、あの伝説の遠くから響いてくるような弦のH音(ハー)。
Posted at 22:51 | この記事のURL | コメント(2)
 
朝比奈隆、生誕100年記念に。。 [2008年11月16日(日) ]
土曜日の午後、久しぶりに池袋方面のCDショップに行き、そこで見つけた指揮者、朝比奈隆の
生誕100年記念の本(DVD付き)とブルックナーのCDを購入してきました。
まずCDから。これはタワーレコードさんの独自企画のもの。ビクターが所有する音源で、LPの
時に出たきりで、今は廃盤になってる朝比奈さんと複数オケによる1980年のブルックナー選集。
4番、7番、8番の4枚組。目白の聖マリア教会でのライブです。かつてCDでは一度、この後の再演
である1983年のものが出ていましたが、今回のは初CD化。
音は残響7秒がすごくてアインザッツがあわず、風呂場のよう。でも、これはこれでファン
には貴重なものです。タワーさんの廃盤掘り起こしシリーズのなかでも、よくやったなぁと思うものでした。4枚組3000円というのも嬉しい価格。

本は、「朝比奈隆 すべては交響楽のために」というもので、生前の朝比奈さんについて、
そしてその印象的な演奏についての書評。それはそれでいいのですが、ここで超貴重なDVDが
付いています。かつてパイオニアLDCからLDとして出ていたものの、ずっと廃盤のままの、
新日本POとのベートーヴェンブルックナーのライブ映像の抜粋が7曲!!
実相寺監督による独自のアングル、集中するオケの凄演が、今見ても最高で、これがついて
3000円とは、びっくり!!
というわけで、今週の土日は、朝比奈さんを聴いています(^^)

Posted at 14:15 | この記事のURL | コメント(7)
 
資生堂さんのCF、なかなか凄いかも。。(照) [2008年11月10日(月) ]
先週の土曜日、たまたま夜TVをつけたまま、本を読んでいたら、「ん?」。
いきなりベートーヴェンのあの口をぎゅっと結んだ厳格なる音楽が。
ふとTVに目をやると、それがなんと資生堂さんのCFだったのである。
しかも、しかも、、、しかーーーーーーーーも!(おいおい。。笑)

なんと麗しき装いのあの、諏訪内さんが主演もされている。
これには驚いた。気になったので、あとでWebサイトで確認してみると、
セレヴリティな女性の方々向け? 資生堂の新製品で「リバイタル・グラナス」
なる、なんとも難しい名前の化粧品のCF。キャッチコピーは、「本当の贅沢」。
そのCFページは以下の資生堂さんオフィシャルサイトにもありました。

http://www.shiseido.co.jp/cm_cafe/movie/skincare/granas02.html

それにしても、やるもんだぁ。美を極めようとする化粧品に、ベートーヴェン
「クロイツェル・ソナタ」とは。しかも諏訪内さんを起用して。
自分は、こういうCFならば、、、、
番組が中断しても大賛成(ちょっとちょっと。。。笑)

ついでに今年2月、資生堂さんのマキアージュ「美ラスティング」新時代のCFでは
ヴィヴァルディのフルート協奏曲「夜」の第3楽章が使われていました。
白の背景にエビちゃんが階段を上る姿と音楽がすごくマッチしていてクールでした。

http://jp.youtube.com/watch?v=nPyS27D5AYg

ちよっと今日はライトな話題でございました(^^;

Posted at 22:42 | この記事のURL | コメント(8)
 
オバマ氏の"Yes, we can! "クラシックもいつか? [2008年11月08日(土) ]
先日、アメリカ合衆国第44代大統領がオバマ氏に決まった。
47歳、はっきりと分かりやすい主張、「変革」(チェンジ)、排他的にならず強調と対話を、
という政策が多くの人の心を捉えたようです。日本には直接は関係のないことだけど、
それでも見ていて自分は少なからず感動でした。
あと、最も大切なこととして、黒人としての初の大統領、というのも大きかった。
オバマ氏はリンカーンのあの最も有名な演説を再現していました。
多くの黒人が感激して泣いてました。00年前に奴隷制度はなくなっているけど、ホントに
平等になったのは1960年代。まだ根強い差別の気持ちがこれで遂に払拭されるのか、、、
見ていてそういう感慨に囚われたものです。

クラシックを振り返ってみると、どうでしょう。圧倒的な白人優位の業界。
もともと西洋のキリスト文化、教会から発生した音だったし、王侯、貴族音楽でした。
ベートーヴェンの時代、フランス革命が起こるまでは。それで今でもそうなのか。
韓国人のチョンキョンファはすごく差別があったと聴きますし、小澤征爾はかつて
若きヨーヨーマに、「おれたちは東洋人というハンデ持っている。でもいつかそれは
乗り越えられる」と熱く語っていました。そんな黄色人種のハンデ以上に、黒人は
もっと強い差別が? それがクラシックだとしたら、なんて閉鎖的で狭い業界かと
哀しくなります。
でも、実際、ある程度、裕福な家庭でないとクラシックは出来ないから、そういう点でも
貧困層の多い黒人のアーティストはなかなかででこない。彼らはどちらかといえばJAZZ、
ソウル、ブルースのほう。
そんなクラシック少数の黒人の人だけど、歌手は割りといます。
ジェシー・ノーマン、レオンタイン・プレイス、キャスリーン・バトル、レリ・グリスト
サイモン・エステス。。。皆、声量豊かで美しい歌声。

でもヴァイオリニストやチェリストで黒人奏者はいない。フルーティストもみたことない。
指揮者は、かつてディーン・ディクソンがいたけど、あまり知られていません。
いまようやく、デプリーストが出てきて活躍しているくらい。(都響でおなじみ)

そんな特殊なクラシック業界、ゴルフなんかもだけど、いつまでも貴族の音楽といっている
と滅びてしまいます。オバマ氏みたいな、力強いアーティストがきっとすぐに出てくること
を期待しつつ。
黒人ピアニスト、アンドレ・ワッツの明るく健康的なリストを聴きつつ、、、、
" YES、WE、CAN "の意味を今一度、思いました。
Posted at 00:19 | この記事のURL | コメント(2)
 
サントリーホールのアン・アキコ・マイヤース。 [2008年11月03日(月) ]
11月2日の日曜、連休の谷間、久しぶりにサントリーホールに行ってきました。
日曜ならではの14時開演のマチネーコンサート(午後のコンサート)。
家を出て地下鉄の駅に降りて約25分。溜池山王駅で降りて13番出口に上がると、アークヒルズ、サントリーホール。思えばアッという間にホールなんですが、出不精なのと、あと金銭的なことでなかなかおいそれとは行けないのです。。。(恥苦笑)
曲目は、沼尻竜典さん指揮日本フィルで、ソリストに中堅ヴァイオリニスト、アン・アキコ・マイヤースさんを迎えたメンデルスゾーンVN協奏曲、それと日本の現代音楽、三善晃さんのヴァイオリンとオーケストラのための曲、最後はレスピーギ「ローマの松」。A席6000円なり。
そこそこ多彩で楽しめるポピュラー曲ぞろいでマチネー。たまには家でCDばかりでなく、外出して聴くこんなライブもいいものです。

アキコ・マイヤースはすらりとした長身、美形な人。アメリカ人で日系ハーフ。以前はBMG/RCAでも出ていましたが、最近はメジャーのCDはなくて、沼尻さんとともにカメラータから三善晃の音楽を出してました。その関係で今回のコンサートでも取り上げたようす。
メンデルスゾーンは凄い集中と正確な技術、時々驚くほどの美音がホールの天上まで貫く感じ、
2階で聞いていたのに、その1音1音が完璧な聴こえてくるのにびっくり。彼女は今最高に輝いている。でも契約するメジャーが無くて残念。フレーズの結尾は常に大見得を切るほどの入れ込み。まるでサラチャンと似た、ヴィルトゥオーゾタイプでした。
三善晃の音楽の後は、客席のほうでなにかざわざわ。。。
75歳を超えて車椅子の老作曲者自身がこの日のコンサートに来ていて、お礼を何度も何度も舞台手に向かってしていたのでした。これは自分にも嬉しいサプライズ。
トリの「ローマの松」は、最後のステージを揺るがすパイプオルガンと大管弦楽、大太鼓の片手のみでの連続強打、ティンパニの頭の上まで腕を挙げての連打、そして2階客席通路側に配備されたバンダ(別動隊)のトランペット4+トロンボーン2の耳をつんざく凄まじい絶叫にア然・ぼう然。
リアスピーカー効果というよりほぼ真横から聞こえてくるので舞台より大きいくらいの音。
これにはストレス解消、おかげで前日から少し風邪気味だった体調もすっかり良くなったのでした。やはりたまには(時間とお金さえあれば、、恥)、生はいいものですね!!

Posted at 14:02 | この記事のURL | コメント(6)
 
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