たまにはちゃんとした音楽の話(あんまりくだらんことばかり書いていると出入り禁止になるかも・・・)。
ギターは当然ながら和音が弾ける楽器ですから、最大六つの音を同時に鳴らせるわけです。
また、和音を分散和音いわゆるアルペジオで弾くことも可能です。
例えばこの譜面。
F.ソルのエチュードから有名な「月光」ですが
譜面ヅラは簡単な曲ですよね。
Bmのコードフォームを左手で作って、和音の中の音を譜面通りにアルペジオで弾けばちゃんと譜面通りの音が出ます(当たり前)。
でも、それだと音楽にならないのがクラギの難しいところ。
小節ごとに「縦」の音配列を見ても曲が見えてこない。
そこで見方を変えます。
第一小節を見てみれば・・・・
5弦の「シ」の音はチェロ。
4弦の「ファ」はビオラ。
2弦の「レ」が1stヴァイオリン、3弦の「シ」がそれに呼応する2ndヴァイオリン。
つまりそれぞれの音は一つの独立した楽器として「横」に繋がって行く。
一つの楽器であれば、不用意に音を切ることはできない。次に繋がっていきますからね。
だから左手の無造作なコードフォームチェンジなどできないわけです。
左手一本一本の動きに気を遣って、音を繋いでいく。
そうすると、あら不思議。
ただのアルペジオでは絶対に出せない、豊かなハーモニーとともにトップノートのメロディが際だってきます。
・・・・と文章にすれば・・・・・。
簡単ぢゃないかっ!!!!
だけどそんなにうまく思うように弾けたら苦労しないんだっ!!!
しかし良い曲だよなぁ。ソルの月光。
ほんとに良いんですかぁ?聴かせちゃいますよ。後悔しても・・・・(←変態)